矯正歯科、歯ぎしり・くいしばり

矯正歯科
(歯並び)

歯並びには様々な種類があります。例えば、ガタガタの歯並び(そう生)、出っ歯、すきっ歯、下顎が出てる等があるのですがこれらの大部分は歯列矯正で治る場合が多いです。
そして矯正には方法、時期によっても分けられます。しかし矯正と言えば保険が効かない場合が多いので費用の問題や治るまでの期間、子供からならいつから始めたらいいのか等の疑問、悩みがあると思います。
そんなときのために当医院では無料相談を受け付けておりますので気軽にお声かけください。

治療の時期

治療の時期は二つにわかれます

第一段階

永久歯と乳歯が混ざっている時期の治療(早期治療)

目的
あごの成長・歯のはえかわりを望ましい状況に近づけること。
治療期間
半年から2年

第二段階

永久歯がそろってからの治療(本格的治療)

目的
ブラケットと呼ばれる装置を歯につけることにより、より望ましいかみ合わせを得ること。
治療期間
1年半から2年程度

特殊矯正

特殊矯正は二つあります。

部分矯正

前歯だけを綺麗に並べる矯正や奥歯のみを動かす矯正
(症例によります)

マウスピース矯正

装置をつけたくないかたにお勧めです。
(症例によります)

矯正のポイント

第一段階治療(早期治療)が必要な場合

あごの成長や歯のはえかわりに問題があると考えられる場合は、小学校低学年ぐらいから治療を行います。一般的に受け口などはこの時期から治療が必要なことが多いようです。
すぐにアプローチしなくてよい場合でも、しばらく定期観察を行うことが望ましいでしょう。

小学校4年生~5年生の頃がとても大事です!

いわゆる乱杭歯・凸凹歯が見込まれる場合(軽度~中等度)、この時期から適切にアプローチを始めれば、永久歯を抜かずに治療を進めることができる確率が増えます。
具体的には歯列の拡大・奥歯の移動を行います。4人がけのベンチに5人座ろうといているとして、この時期ならばベンチを広げる工事が可能というわけです。

メリット
  • 抜歯可能性が少ない。
  • 費用が成人の矯正の半額ぐらいですむ。
  • 後戻りすることがすくない。
デメリット
  • 期間がかかることがある。
  • 綺麗に並べる時に成人の矯正も行わないといけないときがある。

成人の矯正治療

最近では成人になられてから治療を開始される方が増えています。基本的には永久歯がしっかりさえしていれば、いつでも治療は始められますが、経年的にむし歯が発生したり歯の支えが弱くなったりということは避けられませんので、できるだけ早めにアプローチした方がよさそうです。

メリット
  • いつでもできる。
  • 期間は約2年ほど。
デメリット
  • 後戻りすることが多い。
  • 抜歯しないといけない可能性が高い。
  • 費用が高い。

歯ぎしり
くいしばり

「歯ぎしり」この言葉を聞いたことはあるとは思うのですが、実際自覚のある人はほとんどいないとおもいます。
しかし実はほとんどの人が歯ぎしりをしている可能性があります。歯ぎしりの自覚がある人はたったの10%以下と言われています。
一般的に普通の人でも8時間睡眠中に15分ほど歯ぎしりをしているそうです。また、歯ぎしりをする癖のある人たちは、平均40分にわたって行っており、中には1時間45分に及ぶ人もいるといわれています。
何より怖いのは音の出ない歯ぎしりです。
睡眠中の歯ぎしりには音を立てていないことの方が多く、ギリギリと音を立てて歯ぎしりをする人の割合は低いのです。
しかし。そうはいわれても「音を立てていないのであれば、迷惑にならないし問題ないじゃないか」と考えてしまいがちです。しかし歯ぎしりはむしろ、他人の迷惑になるという問題よりも自分自身の歯や顎への影響の方が大きな問題なのです。

歯ぎしり、くいしばりから起こる歯の症状

  • 歯のすり減り

    歯ぎしりによって、上下が擦れることで中の象牙質が見えています。

  • 歯の根元がえぐれる

  • ほっぺの内側の白線

    歯ぎしりやくいしばりにより頬の内側の粘膜に歯の圧痕がつくことがあり、白い線に見えるため白線といいます。

  • 舌の圧痕

    舌の横に歯型の痕がつき、舌がギザギザになっている状態です。

  • 歯の表面のヒビ

    歯の表面にヒビが入った状態です。放置すると割れる可能性があります。

  • 歯の破折

    歯ぎしりによって歯が割れてしまうことです。

  • 骨隆起

    歯ぎしりやくいしばりの力によって骨が過剰発育し、歯ぐきに固いコブができることです。

歯ぎしりの治療について

歯ぎしりはなくすことはできませんが、悪影響を少なくすることが大切です。さくらファミリー歯科では、歯ぎしりの治療としてマウスピース治療を行っています。マウスピースは上下の歯が物理的に接触することを防ぐことができ、歯ぎしりの力を緩和しストレスを軽減します。

歯ぎしりの恐ろしいリスク

歯がしみる・割れる・歯周病が進行する、肩こりや頭痛、腰痛、また目まいや耳鳴り、全身的に異常を引き起こす場合も…
マウスピースは保険適応ですので、お気軽にご相談ください。